商売繫盛を願う看板
感謝します。
今日は、お客様から特別な看板のご注文をいただきました。
看板について
材料 樹齢以上の山桜木150年
木の成形では、雨に当たる上の部分や雨の水切りを良くするためにとんがった形をしておりますが、この形もお商売に大切なので、このような加工を施しております。
木の加工後
丹生朱と膠を合わせたものを2回塗り
※丹生朱 とは、
お稲荷様や弁財天様の建物などに使われている古来からの顔料です。
お稲荷様・弁財天様もどちらも商売繁盛お金と深い関係性があります。
丹生朱の詳しいことは、ここでは省略させていただきますね。
看板の片面は朱の漆を丹生朱の上に2回塗りして、文字は、金箔を貼るための漆を2回塗り、金箔を貼ります。
もう片面は、山桜の木目を生かすために、透き漆を3回塗りし、文字は朱の漆を2回塗りして仕上げました。
最後に、木の材料は、木の漢字の意味や象形文字を調べてお客様のお力になれるように作成しております。のを今回看板の板として使わせていただきました。を使用しました。